大きさや固さは○○○に合わせて!もぐもぐ上手に食べられる6つのポイント

こんにちは。

管理栄養士ママのたあです。

 

 

 

離乳食は卒業したけど、2~3歳

ごろの子供にどれくらいの大きさ、

固さで料理を作ったらよいのか

悩んでいませんか?

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大きさや固さが子供の口の成長に

合っていないと、吐き出して

しまったり、食べなくなって

しまうこともあります。

 

 

 

せっかく作った料理を子供に

しっかり食べてもらうため

今日は『食材の大きさや固さ』

についてお話します。

 

 

 

食べ物の大きさ、固さは歯の成長

に合わせて、調節すること

大切です。

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乳歯の奥歯は、1歳半頃から徐々に

はえそろい、2歳半頃には乳歯が

全てはえそろいます。しかし、噛む

能力は大人の1/5しかありません。

 

 

 

また、唾液の分泌が少ないので

パサパサした触感の食材は、上手

に食べることができません。

 

 

 

では、このような成長段階の口を持つ

子供にはどのような大きさと固さが

合っているのか6つに分けて具体的

に説明します。

 

 

 

1つ目は、肉や魚です。肉は、薄切り肉

を2cm幅程度の大きさ。魚はほぐして、

水分が少ないのでトロミをつけると

食べやすいです。

 

 

 

2つ目は、野菜です。大根やにんじん、

ブロッコリーのように、ゆでると柔らかい

野菜は、一口より大きく切って

かじり取る練習に使うとよいと思います。

 

 

 

しかし、葉物野菜や3つ目の海藻類

ペラペラしていて子供には嚙みづらい

ので、粗みじん程度の大きさに切ると

食べやすくなります。

 

 

 

4つ目のキノコ類も弾力があるので、

葉物野菜や海藻類と同様に、粗みじん

程度の大きさに切ることをおすすめ

します。

 

5つ目、柔らかいけれど水分が少なく

パサつく食材は、子供が噛んだり

吞み込むのに苦戦しているようなら、

水分と一緒に食べるとよいです。

 

 

 

6つ目は、固さです。大人の親指と

人差し指で潰したときに、潰れる

固さを目安に作ってください。

 

 

 

乳歯の奥歯が生えそろってきたけど、

噛む力が弱い2~3歳ぐらいの

子供には、食材に合わせた切り方と

指で潰せるぐらいの固さに調理

 

 

 

することで、残さず食べることが

できるだけでなく、モグモグと

しっかり噛んで食べることができ、

あごの発達にもつながります。

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まずは、今日の食卓にキッチンはさみ

を準備しましょう。子供に盛り付けたら、

口の成長に合わせて切ってください。

これだけで食べやすくなります。